琵琶湖Amazonstyle(琵琶湖アマゾンスタイル)のカバー系アラバマリグThroughslip(スルースリップ)の使い方や特徴についてご紹介!

琵琶湖を中心に話題を集めている、業界初!カバーを攻めることのできるアラバマリグ!
琵琶湖Amazonstyle(琵琶湖アマゾンスタイル)のThroughslip(スルースリップ)について、その使い方や特徴についてご紹介します!

スルースリップを使用する上で、メーカーが推奨するタックルセッティング例やオススメのトレーラーワームからジグヘッドフックまで詳しく説明します。

高いカバー回避能力を活かしたまま、ディープエリアを攻略するためのカスタムの方法まで、この記事を読めばスルースリップの基本的な使い方をマスターすることができます。

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目次

 

Throughslip(スルースリップ)とは

スルースリップとは琵琶湖アマゾンスタイルという琵琶湖で生まれたメーカーからリリースされているハンドメイド製のアラバマリグの名称です。

既存のブレード付きアラバマリグとは違い、外側にブレードアームが伸びている新機構を採用しており、そのブレードアームが障害物とコンタクトする際にガードの役割を果たすことで、非常に高い障害物回避能力を有しております。

テトラ、ロック、ゴロタ場、アシ、立木やスタンプ、ウィードなどなど、様々なカバーをハードに攻めることができる業界初のカバー系アラバマリグです。

 

スルースリップの特徴

ブレードアームを外側に配置する斬新なデザイン!

スルースリップの最大の特徴は、枝分かれして伸びている独特なアーム形状をしたデザインです。
外側にブレード、内側にトレーラーという今までのアラバマリグの常識を覆す独創的な見た目をしております。

外側にブレードを配置することで、障害物とコンタクトする際にブレード側のアームがガードの役割を果たし、脅威の障害物回避能力を誇ります。

この外側のアーム構造は長すぎると障害物にスタックしてしまい外側ブレードの意味が無くなってしまいます。
逆に短すぎるとブレードにバイトが集中してしまいフッキング率が下がってしまうという問題があります。

このスルースリップは現場でのトライ&エラーを繰り返し、課題の障害物回避能力とフッキング率を両立できる絶妙なアームの長さに設計されているのです。

 

あえて4本のワイヤーアームで構成!

通常のアラバマリグは5本や7本などのセンターアームを含めた奇数の本数の物が主流ですが、このスルースリップは外側4本のアームのみで構成されております。

これは経費削減や製作を楽にするなどの理由ではなく、カバーを効率良く攻めることに特化し突き詰めた結果、センターアームをあえて排除しているのです。

センターアームが無くなることでリグ全体を軽量化し水の抵抗を減らすことができます。
抵抗を減らすことでカバーコンタクト時にふわりとスムーズに回避させることができ、スタック率を下げることができるのです。

また、カバーから真横にバイトをしてくる魚視点から見ても、センターアームのトレーラーは外側のトレーラーよりも遠いポジションに位置していることになりますので、このセンターアームにわざわざバイトしてくる可能性は低いことが考えられます。

結果、カバー回避能力を落としてまで取り付ける必要は無いという判断となり、無駄を取り除き洗礼された姿がこの4本ワイヤーアーム構成なのです。

 

スルースリップを使用する際の推奨タックルセッティング

ロッドMH(ミディアムヘビー) ~ H(ヘビー)クラス
リール指定無し(ハイギアがオススメ)
ラインフロロカーボン16lb ~ 20lb
ジグヘッド(0.9g ~ 1.2g) × 4個
ワーム3in ~ 4in
シンカーバリバス TGグレネードシンカー

 

スルースリップにオススメのロッド

スルースリップを扱う上での推奨タックルとして、MH(ミディアムヘビー)~H(ヘビー)クラスのロッドがオススメです。

カバーをタイトに攻められるアラバマリグなので、キャストアキュラシーの高さとカバーから引き剝がす為のパワーを両立できるモデルが理想となります。

琵琶湖アマゾンスタイル代表の藤本様はスルースリップを使用する際のメインロッドとして、ツララのモンストロ79をメインに使用しておられます。
スルースリップはカバー回避能力が高いので、カバーにタイトに通すことでその真価を発揮します。
モンストロ79の長いリーチはトレースコースを決めるためのラインメンディングをする際に非常に役立つのです!

 

スルースリップにオススメのライン

ラインはフロロカーボンの16lb~20lbの範囲での使用が推奨されております。
攻めるカバーの濃さや距離感に応じて、飛距離を優先するなら16lbにしてみたり、強度を優先するなら20lbを選択するなど調節して使用できます。

 

スルースリップに合わせるオススメのトレーラーワーム&ジグヘッドフック

スルースリップに合わせるオススメのトレーラーワーム

琵琶湖アマゾンスタイルの公式インスタグラムアカウントより紹介されているオススメのトレーラーワームや釣果実績の多い商品をご紹介します。

 

・ケイテック イージーシャイナー3inch ~ 4inch

・ケイテック スイングインパクト3inch ~ 4inch

・ケイテック スイングインパクトFAT3.3inch ~ 4.3inch

アラバマリグのトレーラーとしてまずオススメにあがるのがケイテックのシャッドテールシリーズです。低水温期でもしっかり動き、絶大な釣果実績とアングラーからの確かな信頼を誇ります。

 

・ゲットネット ジャスターシャッド4.2inch

低比重マテリアルを極めたゲットネットのジャスターシリーズのシャッドテールモデル。琵琶湖を中心に地方でも確実に釣果が上がる知る人ぞ知るオススメのワームです。

 

・ジャッカル アンモナイトシャッド3inch

スイミングジグのトレーラーにしても圧倒的なデカバス釣果実績を誇るアンモナイトシャッドは、アラバマリグのトレーラーにしてもやはり相性抜群です。

 

・DRT クランプシャッド4.5inch

霞ヶ浦水系を中心にしらうおパターンでこのワームとスルースリップが釣果爆裂!スルースリップを一躍有名にしたコンビネーションがこちらです。

 

・ボトムアップ ヴァラップスイマー3.3inch

ウォブルとロールのアクションの複合が絶妙なヴァラップスイマーはシャッドテールの波動だけでなく、ロールによるフラッシング効果でさらなるアピールが期待できるオススメのワームです。

 

スルースリップに合わせるオススメのジグヘッドフック

ジグヘッドは使用されるワームが動く最軽量の物を選んで使うことが推奨されております。
軽いジグヘッドを使うことで最大限にカバー回避能力を活かすことが可能となります。

店頭から高確率で入手できる商品でオススメのジグヘッドを、琵琶湖アマゾンスタイルの公式インスタグラムアカウントより紹介されておりますのでご紹介します。

 

・ジークラック コーンヘッドJr

太軸ながら、1/32ozというウエイトサイズがあるのでよく使用されておられるみたいです。

 

・デプス スイミングジグヘッド

こちらも太軸で強いのでオススメとのことです。

 

・ハヤブサ パーフェクトジグヘッド タイプR

こちらは小さめのワームでも対応できるサイズラインナップがあるので、小さいワームに合わせて使用しておられるようです。

 

Throughslip(スルースリップ)の使い方

カバーアラバマリング

既存のアラバマリグでは根掛かりが怖くて通すことができなかったカバーやコースを、スピナーベイト感覚でタイトに丁寧に攻めることができます。

岸壁、テトラ、ロック、ゴロタ場、アシ、立木やスタンプ、ウィードまでコンタクト&回避が可能なので、今まで取りこぼしていた魚をキャッチすることができます。

まだバス自体がカバーにガンガン当たってくるアラバマリグにスレておらず見切られ難い為、バスからの反応が非常に良いオススメの使用方法です。

 

ズル引き

スルースリップならではのアプローチ方法としてズル引きもオススメの使用方法です。

既存のアラバマリグでズル引きをすると、根掛かりのリスクが高いだけでなく、針先がボトムに擦れることで鈍ってしまいます。
結果、魚を釣る前にロストしてしまうか、せっかくバイトして来てもフッキングが決まらないという事態に陥りがちです。

しかし、スルースリップならその回避性能はもちろん、針先がボトムに擦れることが無い為、常にキンキンの針先を維持することが可能となります。

琵琶湖のワカサギが接岸するシーズンでは浜でのズル引きで驚異的な威力を発揮し、状況によってはビッグベイトのデッドスローゲームよりも効率的で破壊力のあるメソッドとなります。

 

バマスト

バマストとは、アラバマをシェイクしながらリーリングするテクニックのことで、同じレンジを攻める時もバマストで攻めることで、よりスローにそしてよりアピール力を上げてアプローチすることができます。

マッディシャローのリーズ際や濃いカバーに隣接したポイントなどで、バスをカバーの中からしっかり誘い出したい時に有効です。

他のアラバマリグでこのバマストを行うと、トレーラーワームが激しく暴れることで、非常に根掛かりのリスクが上がってしまいますが、このスルースリップなら、外側のワイヤーがガード代わりになるので根掛かりのリスクを低減させることができます!

 

スルースリップをディープエリアで使う際のレンジコントロール術について

一般的にアラバマリグを使用する際はジグヘッドの重さを変更してレンジコントロールを行いますが、スルースリップを使用する際はバリバスのTGグレネードシンカーまたはグレネードシンカーを用いてウエイト調整することが推奨されております。

スルースリップ推奨シンカー:バリバス TGグレネード

なぜグレネードシンカーを使用する必要があるのか説明していきます。

通常のアラバマリグを使用するようにジグヘッドの重さを変更してウエイト調整を行うと、水深が深くなるほどにラインが水の抵抗を受けることでジグヘッド側の後方からフォールする姿勢を取ってしまいます。
結果、4本のむき出しフック側から着底してしまい、カバーをトレースする前に根掛かりする危険性が高まります。

グレネードシンカーを画像のように装着すれば、平行姿勢、または頭下がりの姿勢でフォールさせることができます。ボトムにはブレードアームから着底するので、巻き始めの根掛かりリスクが激減するのです。

さらに、ヘッドを支点に後方の自由度は保たれる為、持ち味であるカバー回避能力を下げること無くレンジコントロールが可能となります。

ジグヘッド4本をいちいち変更するよりも、ワンタッチで取り換え可能なグレネードシンカーを使用した方が圧倒的に楽ですし、ジグヘッドの刺し替えでワームを痛めたり無駄にすることも少なくなるのでオススメというわけです。

 

まとめ

2022年5月現在、琵琶湖Amazonstyle(琵琶湖アマゾンスタイル)のThroughsli(スルースリップ)は大人気!注文殺到により、ビルダー様が全力で生産しても市場に足りない状況になりつつあります。

まさに釣果も商品も早い者勝ち状態ですので、お求めの方はお早目に確保しておくことをオススメします。

通販での販売は現在下記のリンク先のROCOMADE SHOPでのみ販売されております。

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